詳細
番号 | db-00151 |
タイトル | 水引の町 |
タイトル読み | ミズヒキノマチ |
シリーズ |
日本文化シリーズ(年輪の秘密) |
シリーズタイ |
ニホンブンカシリーズ(ネンリンノヒミツ) |
時間 | 17分 |
色 | 白黒 |
種別 | 16㎜フィルム |
製作年 | 1959年 |
制作会社 | 岩波映画製作所 |
配給会社 | |
監督・演出 | 富沢幸男 |
企画 | 岩波映画製作所 |
脚本 | 羽仁進/犬伏英之/吉原順平 |
制作(プロ |
小口禎三 |
キーワード | 年輪の秘密, 工芸技術, その他 |
作品補足情報 | |
シノプシス | 進物を飾る水引はわが国特有で、飛鳥時代に始まったといわれる。生産地の愛媛県三島市を訪ね、町の様子、水引工場での製造工程等々をつぶさに見ていく。 |
映像内容 | 古い門構え・風呂敷包みを携え羽織袴で、格式ある家を訪問する老人・作法にかなった立ち居振る舞い・熨斗、水引のかかった数々の物品・進物品を華やかに飾る熨斗、水引などは日本固有のもので、縁起を祝うため古くから使われてきた・ 水引を結ぶ男性・水引は普通5本ひと束、品と用途に応じて色々な結び方がある・あわじ結び、あるいは敬真結び、金銀、紅白の水引を使う・真結び、祝い事には金銀、紅白、不幸の場合には黒白の水引を使う・水引に関する古書の挿絵・京都の古い水引どん屋の主人今村さんのインタビュー・「都水引 今村金生堂」店内での作業の様子・瀬戸内海に面した伊予三島市、遠景・庭で和紙を干している婦人・村松町は町のほとんどが水引づくりで生活をしている・看板「細川水引店」・店内での作業の様子・細川さんのインタビュー・機械で梳いた和紙の、大きいロールを小さいロールに巻き直す作業・蒔き直した小さなロールを輪切りにして、紙テープのようなものを作る作業・よりかけ機にかけ、粗いよりをかけるところ(昔は手でやっていた)・粗いよりをかけ、玉にしたものをツグリと呼ぶ・ツグリは紙に粘りをもたすため水につけて一昼夜ほど放置され次のよりかけ場に渡される・湿度の高い薄暗いよりかけ場で、ツグリに強く一定のよりをかける・よりかけをする職人はカケコという・右手で糸車を回し、左手の感触でよりかけを確かめる・はた場、ここで働く人はこぎ職といわれる。水引作りで一番大切な仕事・150本を一回にまとめて張り、糊をつける・糸と糸との間に、くっつかないように布を挟む作業・生地糊をのせて、まんべんなく糊がいきわたるよう引っ張るコギコミという作業・生地糊を作る様子・口にくわえた筒から水を吹きかけながらコギコミする様子・包装紙?「伊予國宇摩郡松柏村 天力元結 元結製造元本家 片岡光蔵」・元結(モトユイ)は髷を結うのに使われていたが、明治以降元結を使う髪型は姿を消してしまったので、元結づくりは自然に水引作りに変わっていった・元結を使う髪型の絵(浮世絵)・水引生地を染めるソメコ・乾いた水引を切っていくソメコ・5本組か7本組に揃えられ、真ん中が貼り合わされて仕上がる様子・金銀水引が、水引生地に箔を巻きつけて作られる様子(道具はありあわせの扇子の空き箱)・金封作りの様子・水引の先をクルクルとカールさせる様子・水引が印刷された簡単で便利な印刷物・デパートで水引が印刷されたのし紙が包装に使われる様子・デパートのワイシャツ売り場・色水引を使った水引細工の仕事場・水引で作った鯛、エビ、鳳凰、鶴、亀、松竹梅・元結づくりの時代から水引に変わった今日まで55年間この仕事に打ち込んできた細川さん |
地域 | 愛媛県, 伊予三島市 |
チラシ 別データベース |
日本語版チラシあり |
チラシ画像 |
https://kirokueiga-hozon.jp/chirashi/search/eigadata/view/E-HZC0578 |
公開動画 |
|
ビデオ化・ |
〇 |
問合せ情報 |
問合せ先:一般社団法人記録映画保存センター 電話番号:03-3222-4249 URL:https://kirokueiga-hozon.jp |
備考 | <日本文化シリーズ> フジテレビの開局番組「年輪の秘密」として1959年4月9日~1960年3月8日まで放映。 その後「日本文化の源流」というシリーズ名でも販売される。 |