詳細
番号 | db-00116 |
タイトル | 七宝をつくる人々 |
タイトル読み | シッポウヲツクルヒトビト |
シリーズ |
日本文化シリーズ(年輪の秘密) |
シリーズタイ |
ニホンブンカシリーズ(ネンリンノヒミツ) |
時間 | 17分 |
色 | 白黒 |
種別 | 16㎜フィルム |
製作年 | 1959年 |
制作会社 | 岩波映画製作所 |
配給会社 | |
監督・演出 | 樋口源一郎 |
企画 | 岩波映画製作所 |
脚本 | 羽仁進/犬伏英之/吉原順平 |
制作(プロ |
小口禎三 |
キーワード | 年輪の秘密, 金属工芸 |
作品補足情報 | |
シノプシス | 名古屋市の西方4キロのところにある宝村遠島で、名工として無形文化財に指定されている人々の作業を見ていきながら、日本特有の産業、七宝作りを知る。 |
映像内容 | 三輪トラック・名古屋から西へ4キロ、辰野街道・目立たない石の道標「Shippoyaki Toshima 七宝焼原産地寶村ノ内遠島」(七宝村への入り口を示している)・電信柱看板「内科小児科 堀田医院」・農村風景・鶯鳴き声・室内、障子の柔らかい明かりに向かって、黙々と七宝を作っている親子・七宝を作り始めてから約100年、4代目当主と5代目を継ぐ息子さん・桜草の鉢植え・七宝の原料になる色ガラス(80色に及ぶ)を丹念に磨り潰すおばあさんたち・釉薬(ユウヤク)といわれるガラス質の上薬・銀線で描いた図案の輪郭の上に竹の筆に少しずつ付けて流し込み、4回5回と様々な色を混ぜ合わせながら厚みを加える・上薬を流し込む輪郭線を、銅の素地の上に銀のテープを切って丹念に埋めつける・窯焼きしては色を加え、4回も5回も繰り返し繰り返し、色々の上薬がさされる・最後の窯焼きを終えると4日ぐらいかかって砥石で磨き上げ、初めて光沢のある七宝が出来上がる・長い間七宝を焼いてきた古い窯・梶常吉が苦心の末作り上げた花鳥の皿・その製作技術は秘伝とされていたが、七宝村に伝えられた(七宝焼きの秘伝が記された帳面)・はじめに作られていた矢立、玉、香合などの小さなもの・明治の初め頃に作られた花瓶や皿(泥七宝と言われる素朴な手法)・フランスに数多く輸出された・春の野草をあしらった明治中期の作品・約1年もかけて作った華麗な扇面流し・大正になり、ぼかしや鯉の鱗などの技巧は頂点を示している・七宝焼きの数々・新しいものに挑戦して失敗し、資産を失って村を去った人もあった・銅板一枚に槌一つで技術をかけている素地師の仕事場・無形文化財の菱田光治さん・菱田さんのインタビュー・図案師の田中想山(ソウザン)さん・花瓶の表面に牡丹とアブの下絵を描く様子・田中さんのインタビュー・銀のテープを絵に植え付ける線付け師(エツケシ)早川慶五郎さん・欄の根をすりつぶした特殊な糊を塗りながら一つ一つ丹念に細工しては植え付けていくところ・早川さんのインタビュー・珪石、硝石、鉛丹などを溶かして白い釉薬を作る様子・銀線の上に釉薬で彩色する無形文化財の早川義一さん・早川さんのインタビュー・牡丹が咲き誇り、アブの羽音が聞こえるような、彩色され焼き上がった花瓶・研磨師、無形文化財の柴田善次郎さん・柴田さんのインタビュー・最後の仕上げ、七宝に銀の輪をはめ込む錺師(カザリシ)、無形文化財の栗田栄三郎さん・栗田さんのインタビュー・若い七宝職人たち・七宝製品の数々 |
地域 | 愛知県, あま市(旧宝村遠島) |
チラシ 別データベース |
日本語版チラシあり |
チラシ画像 |
https://kirokueiga-hozon.jp/chirashi/search/eigadata/view/E-HZC0554 |
公開動画 |
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ビデオ化・ |
〇 |
問合せ情報 |
問合せ先:一般社団法人記録映画保存センター 電話番号:03-3222-4249 URL:https://kirokueiga-hozon.jp |
備考 | <日本文化シリーズ> フジテレビの開局番組「年輪の秘密」として1959年4月9日~1960年3月8日まで放映。 その後「日本文化の源流」というシリーズ名でも販売される。 |